2002年9月14・21日(土) 空沼岳 パノラマ展望 6月8日 10月12日
空沼岳の花

(9月14日(土)晴れ後雨)

 採石場から,あっという間に駐車場に着いた。駐車場が登山口からはるか手前に移動したかと思った。 あちこちにあった車の腹を擦るような穴凹が砂利で綺麗にならされて, 林道が走りやすくなったおかげだ。

 ○○トリカブト


(9月21日(土) 晴れ)

 7:35 登山口
 8:45 渡渉地点(1時間10分)
 9:10 万計沼(25分)
10:55  山 頂(1時間45分)
     所要時間 3時間20分

12:20 下 山
14:55 登山口(2時間35分)

 今年は,登山道途中の状況なども記録するようにしている。すると,まわりに咲いている草花にも目がいくようになった。月並みではあるが,高山(と言う程の山ではないが)の過酷な環境に耐えて咲いている健気さに感動を覚える。とりあえず今はカメラにどんどん収め,草花の名前は後で調べることにしている。名前を特定するのが今後の楽しみである。珍しくもないが,写真集にしたいとも思っている。最近はこんな感じの山登りだから,道端の花を目にすると立ち止まり写真を撮るので結構時間がかかる。しかし,以前所要時間ばかり気にしていた頃よりは少しは成長したのかとも思う。
 年に数回仲間と山へ行く。仲間は皆ベテランであり,途中休憩するときは必ずザックを下ろす。私は,下ろしたザックを再び背負うのが面倒なので,小休止のときはザックを下ろさない。この間読んだ山歩きの本に,休憩中でもザックを背負ったままでいるのはたいてい初心者であると書いてあった。少しは成長したかと思っていたが,やはり,まだビギナーの域を脱していないことが判明した。

 登山道脇に点在する左から青沼,万計沼,真簾沼

少し色づいてきた。それにしても,秋の空は高く,そして青い。(真簾沼上の台地)


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 山頂から恵庭岳・支笏湖方向(南)に下っていくと空沼(からぬま)を望むことができる崖っぷちに出る。 前年6月,崖っぷちまで300mほどの刈分け道を進んで行く途中で藪に迷い込みひどい目に遭って断念したが, 今回,何とか道も続いていたので念願が叶った。崖から水平方向でさらに約300mの位置(垂直距離=高さは不明)にあるので見た目はそれほどでもないが,実は長径が200mと結構大きな沼だ。
 好天の週末,登山客で賑わう山頂の喧騒から逃れ,多少冒険してやって来た崖っぷちで景色を独り占め。 ゆっくりしたかったが,前回のこともあり写真だけは納得するまで撮って早めに引き返した。