2017年6月17日(土) 晴れ 空沼岳(1,251m)

空沼岳の花

2014年9月の豪雨で一部林道が破壊され,登山届記帳小屋手前にあった駐車場(20台くらい駐車できたと思う)が消滅した。 今は採石場?先の橋を越えた林道沿いに駐車スペースを確保するしかない。登山届記帳小屋まで少し歩く。(写真上)

 以前は小屋まで車が入れた林道の現状(写真中)と豪雨に押し流されることもなく奇跡的に残った小屋。(写真下)

コースタイム:( )内は2016年10月

 8:00(XX:XX) 駐車場出発
 8:07( 8:25) 登山口
10:00(10:37)万計沼
11:00(11:32) 真簾沼
12:20(12:30) 空沼岳

4時間20分(4時間5分)所要時間

(昼食:オニギリにインスタントラーメン。山の頂上で食べる温かい麺類はご馳走!)

13:05(12:40) 空沼岳発
14:05( 8:25) 真簾沼
15:00(14:43) 万計沼
16:10(16:25) 登山口

3時間5分(3時間45分)所要時間

 空沼岳には大まかに言って急登区間が3か所ある。一番目が万計沢渡渉地点の手前区間,二番目が真簾沼から山頂が望まれる台地までの区間, そして最後がその台地が尽きてから尾根上に出る(札幌岳との分岐がある)までの区間だ。最初の踏ん張りどころを過ぎ,万計沢渡渉地点に着いて一息入れる。
万計沼まであと800mの地点である。

青沼:好天だと明る過ぎて良い写真が撮れない。


 万計沼自体の景観も当然素晴らしいが,万計沢の源頭である万計沼に向かって沢を遡るこの場面が実は一番の見どころかもしれない。

ミツガシワが咲く万計沼


ミツガシワ

ミヤマスミレ

ツバメオモト

前年10月の山行で少し涸れた沼を見て,雪融け後の初夏だったら満々と水を湛えてもっと見栄えがするだろうにと思ったその初夏の真簾沼


エンレイソウ

ミヤマエンレイソウ
(シロバナエンレイソウ)

サンカヨウ

エゾムラサキツツジ

 真簾沼上の台地を進むと左手前方に見えてくるはずの山頂が新緑の樹々に遮られて望むことができない。

 最後の急登が札幌岳分岐まで続く。この辺りまで来ると疲労困憊に加え,時間的にシャリバテ(空腹で力が入らない)の症状も出て登るペースが極端に落ちた。

 ようやくのこと昼飯にありつけるも,ガスコンロの着火装置が壊れていてインスタントラーメンのお湯を沸かすことができない。 幸いライターを持っている人(今どき喫煙者は少ない)がいたので無事点火できた。

山頂に咲くウコンウツギ

空沼岳山頂西方向の展望。写真右手前が狭薄山(登ったことがないというか登山道がない!),その右奥が無意根山,左奥が羊蹄山。

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