2016年10月8日(土) 曇り一時雨 空沼岳(1,251m)
空沼岳の花

 写真は,ここ2年ほどの豪雨によって林道が破壊されたが,無事残った小屋−登山届を記帳するノートが置いてある。 登山口に向かう途中振り返ったところ。

 空沼岳は市内から(場所にもよるが)1時間ほどのところに登山口があるので手軽に日帰り登山が楽しめ,また,コースに青沼,万計沼,真簾沼が点在し,山頂からの眺望の良さも相まって,おそらくは近郊では一番の人気を誇る山である。 しかし,手軽に登山が楽しめるといっても山頂までの距離が7.7q,標高差が884mあるので決して手軽に登れる山ではない。 7月に登った芽室岳(標高差1,150m)ほどではないにせよ,太ももにピリピリがこなければいいな。
 今回のメンバーは自分を含めて3人だけで,他の二人(K,H氏)は,最近めっきり体力の衰えた自分に合わせて超スローペースで登ってくれたので特に不安もなく完登できた。

コースタイムはH氏の記録から:( )内は2011年6月

 8:25( 7:47) 登山口
10:37( 9:23) 万計沼
10:47(XX:XX) 万計沼発
11:32(10:04) 真簾沼
12:30(10:56) 空沼岳山頂

4時間5分(3時間9分)所要時間

12:40(11:32) 空沼岳山頂出発
14:43(12:55) 万計沼
16:25(14:10) 登山口
 ※ 途中、風のないところで昼食
   小金湯温泉「まつの湯」宿泊

3時間45分(2時間38分)所要時間


 写真右手にある沢を渡渉すると登山口。
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 万計沼手前の万計沢を渡る。渡渉地点が以前よりも少し上流になっていた−これも豪雨によって沢周辺の地形が変動したせいか。  

 万計沼手前の登山道右手を少し下ったところにひっそりと佇んでいる青沼は是非訪れてほしい穴場。

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 登山道から泥濘(ぬかるみ)を20〜30m下っていくと青沼の畔(ほとり)に出る。この日は天気が悪いせいか,ひっそりというよりは不気味な雰囲気であった。 写真をクリック


 紅葉がいまいちの万計沼に到着。時期が早いのか,またはもう過ぎたのか,それとも,この年の紅葉はこんなものなのか。

 真簾沼に到着。

 雪融け後の初夏だったら満々と水を湛えてもっと見栄えがするが,この時期は少し涸れてしまうのだろう。

 真簾沼の先の急登を頑張って凌ぐと平原に出て山頂方向が見えてくるが,まだまだ息は抜けない。岩がごろごろした最後の急登が待っているのだ。

 久方振りの山頂到着。

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 ガスがかかって,山頂から南方向の恵庭岳,支笏湖が全く見えない。
 それにしても,空沼岳は5年振りかと感慨に浸るどころでなく,山頂は我慢できない寒さですぐに下山。


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