2013年6月23日(日)晴れ 神居尻山−AコースからBコース(946.7m)
浦臼山・神居尻山の花

 前日(22日)の浦臼山のみではいくらなんでも物足らないので,天気も回復してきたことだし, 同じく樺戸山系の神居尻山に登ることにした。 登山口のある場所は,当別(?)の道民の森−神居尻地区である。一帯は,キャンプ場,バンガローなどの施設が整備され, もちろん駐車場も完備している。
 ここも浦臼山同様マイナーな山かと思っていたが,好天に恵まれた休日でもあり結構な人出(登山者)であった。 そして,感想はと言えば,標高の割りにそれなりに登り応えがあり,暑寒別岳などの増毛山地の展望の素晴らしさ, 意外にも花の種類が多いことなど,かなり好印象を得た山であった。
 写真右は神居尻山頂上標識。標高九四六.七米と彫ってあるが判読できない。

コースタイム
 10:50  駐車場出発
 11:00  Aコース登山口
 11:54  林道交差地点
 13:35  ピンネシリ縦走分岐
 13:57  神居尻山山頂着
        昼食
 14:30  神居尻山山頂出発
 14:50  Cコース分岐
 15:03  842mピーク
 15:50  Bコース登山口着
 16:16  駐車場着
(T・K・H・N氏と。上記コースタイムはN氏の記録から。)

道民の森−神居尻地区の駐車場

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 前半辛い直登が続いた後,開けた展望にいきなり増毛山地の遠景が飛び込んできた。

随所に雪渓が見られた。

 青山ダム湖

 正面奥はピンネシリ(どういうわけか名前に「山」とか「岳」が付かない)

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 山頂方向に伸びる登山道の先に避難小屋が見える。

避難小屋
 2階の窓に梯子が掛けられているのは,積雪期の出入り用なのだろう。

 写真に説明は不要(一つだけ,バックに増毛山地が望まれる。もう一つ,本人が写っていないって?シャッターを押しています。)

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 こういうのを何というのか。山頂表示盤とでもいうのだろうか。

 ピンネシリをバックに山頂に力強く咲くエゾゼンテイカ

 南東方向に今回登る予定であった夕張岳が遠望できた。

 Aコースを登り,帰りは急峻なBコースを下った。写真では分かりづらいが, 急な階段をロープをつたって降りる登山道がしばらく続く。

 Bコース終点(登山口)に無事到着。距離が短い分急峻だが所要時間も2時間弱であった。
 Bコースから登ってAコースを下る手もあるが(実際登山者もいた), 自分には急峻を下ったBコースを登ることは考えられない(無理である)。
 まあいずれにしろ今回の山行はいろいろハプニングがあったが,結果として, 怪我の功名というかマイナーでなかなか登る機会がなく,しかし,味わいのある山に登ることができたのは貴重な体験であった。

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