函館−厚沢部−長万部−黒松内−小樽−札幌(2015年8月28日)

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札幌−(R230)−中山峠−洞爺湖町−(道285)−(道97)−豊浦−(R37)−長万部−(R5)−八雲−(R277)−雲石峠−熊石−(R229)−江差−(R229)−(R228)−上ノ国−(道5)−木古内−(R228)−函館

8月28日(金)
函館−(R5)−(函館新道)−(R5)−(道96)−新函館・北斗駅−(R227)−厚沢部−(道67)−落部−(R5)−長万部−倶知安−(R393)−(道956)−朝里−(R5)−(R337)−(道125)−(R5)−(R274)−札幌

五稜郭タワー
 宿泊したホテルのすぐそばなので,早朝写真を撮りに行った。高さが100mくらいあるので,周辺のどこからでもからそこそこに撮れるのだろうが,構図を決めるとなると難しい。天気とか光線の具合がいまいちなので,このあたりが精一杯のところか。

 前日は八幡坂立ちゴケのアクシデントでそそくさと引き上げたので,元町の名所の一つ旧函館区公会堂にあらためてやって来た。 観光客のいない早朝にホテルを抜け出したのは,実はこっちが本当の目的だったからである。

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 路面電車も写真に撮りたかったので(写真に撮る,写真に収める,カメラに収める,どれが正しいんだ?),電車通りを函館駅方面に向かってホテルに引き返すことにした。 写真は駅前電停の少し手前の地点で,この後駅前から電車通りをそのまま五稜郭に向かった。
 電車通りの交差点の通行は,中央線に一番近い線路をふさがないで右折待ちするときとか,電車専用の黄色の矢印信号など慣れないとずいぶんと戸惑うものだ。

 ホテルをチェックアウトし,お土産を買うため函館駅に立ち寄る。しかし,こんな所に駐輪するわけにもいかないので,少し行った先の有料駐車場にバイクを入れた。 最初,入口ゲートがなかなか開かず少し焦った。買い物を終え駐車場を出ようとしたところ,係員とおぼしき人が「バイクはゲートが反応しないかもしれないよ」と言ってきて, バイクがすり抜けできるくらいのフェンスの隙間を示して,さらに一言「ここから出ていいよ」。ラッキー!(いまどき古いせりふ)と金も払わず出てきたが,それでよかったのか。 そういえば,ゲートの有料駐車場には「バイク進入禁止」のところもあったなと,旅先ではからずも,有料駐車場というのは,あくまで4輪車専用なんだと再認識したのであった。

 奥に見える一見何かの建造物。実はこれ「摩周丸」の船尾で,左手奥の函館山の例の八幡坂からは船首が見えるのだ。

 函館駅前のR5を北上し途中2回目の給油のとき,スタンドの従業員に,函館新道は(まだ道央道とつながっていないため)依然として無料区間であることを確認してそこを目指す。 この日は天気も回復してきたし,前日のパッとしない空模様や立ちゴケの恥ずかしさを振り払うため,新道では少し気合を入れて走行したのでスッキリした。 バイクもたまに飛ばしてやらないと!
 新道を降りてR5を少し行った先で道96(上磯峠下線)に左折し,今回の目的地の一つである新幹線の「新函館駅」に向かった。

新函館・北斗駅
 新函館駅は在来線「渡島大野駅」の近くにあり,道96から脇道に入って少し迷ってなんとかたどり着いた。 北斗市に所在しているのに,駅名が「新函館」はおかしいと物議を醸して話題になっていたが,行ってみると「新函館北斗駅」となっていて,まあ芸がないというか単にそのままの駅名だが,不公平がなく良しとすべきところか。

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 道96に戻ってR227を厚沢部に向かう。函館在任中のツーリングで一番走ったのは実はこのコースだったかもしれない。「なつかしい」の連発になりそうだ。

 そして一番訪れたのもこの道の駅「あっさぶ」。他の道の駅もそうだが,地元新鮮野菜が格安で売られていてよく利用したものだ。

 道67(八雲・厚沢部線)は厚沢部から落部(おとしべ)のR5までの区間の道道で,ここもそれなりに走ったコースだ。 まあ,道南の道道はどこも交通量が少なく,ほとんど貸切状態でツーリングを満喫した。

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 R5に復帰して,往路とは別のコースをたどるため長万部からもそのままR5を進みあとは札幌に帰るだけ。 本当は時間があれば道42(八雲・北桧山線)を走って日本海に出て,島牧なども行ってみたかったが1泊の日程では無理だ。

 道の駅「くろまつない」で最後の休憩,倶知安で最後の給油。ここからはR5を離れR393に入り赤井川−小樽経由で無事1泊2日の函館ツーリングを終えた。

 全走行キロ数は727q。1日目の381qを差し引いて2日目の走行キロ数は346qであった。 2日目もそこそこの距離を走ったが,天気も回復し快適なツーリングを満喫できた。

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