この日，当初の予定は空沼岳。近郊で一番人気を誇る空沼岳登山で一番大事なことは確実に駐車スペースを確保すること！ 首尾よく何とかスペースを確保しホッとする。この日，下界では気温が28℃の予報で，バテないよう無理をせず超スローペースで出発するも，万計沼手前の万計沢渡渉地点手前あたりからなんか頭がぼーっとしてきた。 日頃の不摂生にもかかわらず危険な中高年の年甲斐のない頑張りで血液ドロドロ−脳梗塞，または10月に入っても朝から異常な陽気で熱中症の疑いも？ 少し心配しすぎではと思いつつも往復7時間の山行を考えると，ここは大事をとって引き返すことにした−すごく残念！

　空沼岳の頂上を踏めなかったのはなんとも心残り。体調も少し回復してきたし，それじゃあ，どこでもいいから頂上を踏むとしたら近場の八剣山しかないということで簾舞に向かう。
　登山口にある石碑？上部の看板に記してある文字を何とか確認していろいろ調べた結果「御瀧不動明王（おたきふどうみょうおう）」だそうだ。　写真をクリック
　八剣山は２０１８年１０月以来の山行で，登り始めと終盤の急峻以外は楽勝と思っていたが，実は右に巻く山腹の登山道以外はほとんど直登の辛さがあった。 以前は感じなかったということは，もう体力的に無理ということだ。特に急峻の岩場の下りは手こずったというか正直恐怖心があった。 往復7時間の空沼岳はまだ頑張れるが，往復2時間でも八剣山は今回を持って登り納めか。

登山口　１１：２９　〜　頂　上　１２：３３
頂　上　１２：５７　〜　登山口　１３：５３

札幌の名低山にふさわしく高度感抜群。

このあと注意喚起の意味を実感した。

　快晴で１０月に入っても穏やかな陽気アンド週末。何回か登ったが記憶にない程の人出−切り立った断崖絶壁の頂上に１０数人の登山者が！ 左に登山者が密集しているので構図に入らないよう頂上標識をパチリ−498m　八剣山。