2021年9月11日(土) 晴れのちガス一瞬小雨パラツキ 恵庭岳(第二見晴台まで) |
恵庭岳の花 |
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今年は猛暑続きで山どころではなかったので,6月の空沼岳以来の山行。そのせいか足腰ガタガタというか,もっと言えば足元おぼつかず歩行はヨタヨタで,今度こそ恵庭岳はもう無理かなと。 気候的に似たような時期の前年7月よりも上り下りとも40分ほどタイムオーバーした−下りの2時間51分が前年の上りと同タイムというのがチョット情けない。写真(上)は登山口駐車場で,好天の週末のためほぼ満杯だった。 |
コースタイム−( )内は2020年7月 |
12:05(12:48) 第二見晴台出発 |
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登山口から30分位の支笏湖が望まれる地点。第一,第二見晴台からの眺望が期待できる。 |
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ところが,6合目過ぎたあたりからガスが出てきて,ロープ場の少し手前でチラッと見えた支笏湖がこの日の見納めだとは思いもよらなかった。 |
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難所のロープ場に到着。崖のような場所だからロープが設置されているが,写真ではその急峻さが実感できない−この先さらにロープ場が続く。 登り下りでコースが分かれていて,今回下りで恐怖心にかられ,もう無理かなと思い知った。 |
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第一見晴台に到着し登ってきた方向を振り返ったところ。正面というか眼下に支笏湖の展望が広がるはずがガスでなーんにも見えない。 急峻で岩と石ころだらけの登山道。途中ほとんど眺望が得られず,しかし,支笏湖展望だけが唯一の楽しみである恵庭岳にガスがかかるともう運が無いとあきらめるしかない。 展望が開ける場所だから風をもろに受け寒くてカッパの上を着用する。ここで下山するか迷ったが,この山はもう最後かなと思い第二見晴台まで行くことにする。 |
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第二見晴台少し手前の登山道左手に見事(綺麗)に生えていた毒キノコ!ネットで調べるとあの有名な「テングタケ」のようだ。 |
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例によって,一応(山頂ではないが)第二見晴台まで登ったということで−カシャッ!しかし,この新しい標識。恵庭岳山頂登攀禁止の経緯を知らない人には誤解を与えるのでは。 ここは標高約1,200mの第二見晴台だからね!後ろの古い標識はわざわざ山頂からここまで降ろしたもの。 |
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看板1行目の注意喚起の文言が以前(参考:2008年9月の看板)より緩くなっている−いつ頃書き(貼り)換えられたかは分からない。
この意図は,下の写真にある掲示に通じるような気がする。 |
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掲示にある「バリエーションルート」とは(ネットによると)登山において一般ルートとは異なり,より登攀が困難なルートのことで高度な登山技術を持つ熟練者向きのコースということらしいが,掲示の趣旨がよく分からない。
注意喚起が緩くなった上の写真の掲示と併せて意訳すると,「この先のルートは危険が一杯だから,熟練者に限って自己責任で登っていいけど,一般の登山者は行かないでね」といったところか。 |
前年7月と同じような第二見晴台からの展望のはずが,ガスで眺望はゼロ。(動画) |