2014年10月12日(日) 快晴 ニセコアンヌプリ(1,308m)鏡沼コース
アンヌプリの花

 今回の1泊2日山行の2日目。前日,シャクナゲ岳−チセヌプリ−神仙沼湿原とそれなりのボリュームの山行をやって, この日は軽く五色温泉からアンヌプリに登る予定だった。2時間もあれば登れる山だとも聞いていた。 ところが,何となく鏡沼コースの話が出て自分もうっかり「いいね!」と賛同したものだから, 結果,2日目だというのに(二日酔いも手伝って)それはもうキツイ3時間の山行を強いられたのだ。 しかし,おそらく今後このコースを登る機会はまずないと思われるし,紅葉の時期,しかも快晴だったので 色彩豊かな鏡沼を満喫できたのはラッキーであった。

 写真は,イワオヌプリ頂上間近から望むアンヌプリ。(2013年10月)

 9:08 鏡沼登山口発
 9:40 鏡沼(小休止)
10:15 リフトコース合流
(以下,笹尾根へ出るまで登山道不明瞭!)
11:00 リフトコースから沢沿いコースへ
11:40 沢沿いコースから笹尾根へ
12:12 ニセコアンヌプリ山頂着
12:40 昼食後出発
13:40 五色温泉山の家駐車場着

(T・K・H・N氏と。上記はN氏の記録から。)

 写真は,道道58号線(倶知安・ニセコ線),倶知安方面から来ると左手にある登山口。

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 前日と打って変わって,風もおだやかで秋晴れの中,気持ちの良い登山道をのんびりと進む(前半は!後半,辛い山行を強いられるとはこの時知る由もなし。)。  

 しばらく進むと沢が現れた。鏡沼の方向も分からないが, もしかして,この沢の上流あるいは下流が沼につながっているのか。

 鏡沼に到着。前日に行った(色具合が枯れ気味の)神仙沼とどれほど標高が違うのか,紅葉もまあまあ見ごろで綺麗だ。 しかし,ここに来て風が出てきたのか沼がさざ波を打っていて,鏡のような湖面が見られなかったのが少し残念である。 ここまで,先ほどの沢から離れてかなり歩いてきたので,沢とはつながっていないようだ。

 鏡沼からこれから登るアンヌプリを望む。写真右手からやって来たのでずいぶんと遠回りしている感じだ。 ニセコアンヌプリ・鏡沼コースというのは,登山道脇にたまたま沼があるというよりは, 普通最短を目指して開削される登山道から離れてはいるが,せっかく綺麗な沼があるのだからと,あえて回り道をして作られたコースなのだろう。

 空の青をバックに笹の葉の緑と赤と黄色のコントラストが綺麗だ。

 笹原の登山道を歩いていると突然切れて道路が現れた。道路横切って向こう側に登山道が続いており, スキー場のリフト下をいよいよ山に向かって登って行く。あとで調べるとヒラフスキー場のリフトらしい。

 リフトから右にそれると結構な急登が始まり,息が切れ足も止まる。 喘ぎながら登っていく途中,振り返ると鏡沼が望まれ少し元気が出る。

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 さらに高度を稼いで振り返ると,息が切れて余裕がなかったので気づかなかったが,目の前に羊蹄山が見えてきた。

 ジグを切っている登山道も結構傾斜がきつく,視界が開けても景色を楽しむ余裕もなく最後の踏ん張りどころ。

 アンヌプリ頂上到着。羊蹄山をバックに記念撮影をしているのに,一人その前に立ちはだかってカメラに収まっているそこの奴! ほとんど羊蹄山が隠れて見えないじゃないか(自分です)。

 あらためて秀麗・羊蹄山を望む。

 イワオヌプリから左奥に前日登ったシャクナゲ岳,チセヌプリ,目国内岳などが望まれる。

 前日宿泊した五色温泉に車1台残したまま,別の1台で鏡沼登山口に行ったので五色温泉側に下山開始する。
 それにしても,それなりに厳しい山行だったが,五色温泉から登り鏡沼へ下るのはもっと辛かったと思われ, 登りが鏡沼側だったのはまだよかったかもしれない。

 無事五色温泉に下山。ただし,写真はイメージです(今回こればっかり=前日夕方の写真)

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