前回(6月16日)登ったのは,実は「大沼」を見るのが目的であったが確認できなかった。
今回,やっと発見?することができた。(沼を望むことができる)場所は,無意根尻小屋が左手に望まれる細い尾根の少し手前の地点で,登山道の右手,
木々の間からかろうじて見える程度である。ガイドブックには沼のかなりの部分が写っている写真が載っているが,どこから撮ったのだろうか(笹藪をこいで行ったのか,
少なくとも登山道からあのように望まれる場所は無かったと思う。)。
それと,今回は休憩広場までの登りで随分時間を要した。前回は初めての山で,しかも雪解け後のぬかるんだ登山道にもかかわらず,所要時間は1時間30分であった。
遅れた理由は,暑さにつきると思う。ここの登山道は笹原の刈り分け道がずっと続き(森林地帯が少ない。),展望がきかない程にその笹が覆い茂っているにもかかわらず,
しかし,夏の陽は高く容赦なく降り注いでくるのである。この時期の好天の日は避けた方が良いかもしれない。
話は変わって,今年は春先から定山渓界隈で羆の出没(目撃情報)が多く,南区役所が クマ出没情報 をホームページに掲載している。この間,久しぶりにホームページを見たところ,最新情報として7月13日の日付で
「無意根山でクマの糞を発見」とあった。詳細を見ると,「元山ルート登山道入口から山頂に向かって約4km地点の登山道上にて発見」とある。「元山ルート」というのは,
豊羽鉱山の登山口からのコース(地名が豊羽元山)である。もっとも,糞は4,5日前のものであるらしい。ホームページには,さらに「熊出没注意」の看板を設置とあったが,
私が登ったのは昨日の今日である。この時はまだ看板は無かった(ような気がする。)。そして,残っていれば当然に気づくであろうから,
片づけられたのか登山道上にはホームページでいうところの「直径約30pの塊」は無かったと思う。