DUCATI DESMOSEDICI

 今回製作したのは,DUCATIの2004年式DESMOSEDICI−あえてカタカナ表記すると「デスモセディチ」というMOTOGPマシン(990t)。 DUCATI−これもカタカナ表記すると「ドゥカティ」−はイタリアのメーカーで,この時代,ロードレース世界最高峰であるMOTOGPクラスに参戦しているバイクは日本のHONDA,YAMAHA,SUZUKI,KAWASAKIとこのDUCATIだけである。 そして,主に欧米のトッププロライダーがこれらのマシーンを駆って世界中(主にヨーロッパ)を転戦しており,モータースポーツ界で日本のバイクが確固たる地位を築いているという事実をほとんどの日本人は知らない。 話は少しそれるが,ひるがえって日本では(「暴走族」をカッコ悪い名称に改め)”珍走”の存在のためか警察,教育機関などのバイクに対する否定的な認識が世論を形成し,世界に誇るバイクテクノロジーが隅に追いやられてしまった−日本では自国のすぐれた技術,研究などが広く周知されないため正当に評価されないという風土が残念ながらある。
 モータースポーツのバイクにしてはキットのロゴだけでは寂しいので別売りのスライドマーク(シール)を購入し,サイドカウルに貼る白の斜め縦棒−空気を逃がすダクトのためシールを途中で切断したので見た目台無し−とアッパーカウル横のピアノ様なシールだけのためにキットとは別にプラス1,500円の出費となりました。 (2022年3月26日完成) 写真をクリック(5回)