2018年6月10日(日) 曇り時々ガス アポイ岳(幌満お花畑−経由) 810.6m(標高差740m) |
アポイ岳の花 |
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花の名山・アポイ岳に行ってきました。
登山口が日高地方・様似(さまに)町市街地の少し先,襟裳岬の30q手前という地点で,遠方につき,9日(土)札幌を早朝4時に出発。
しかし,現地は小雨模様で,カッパを着て黙々と我慢して登っても楽しいはずもなく,登山は10日(日)に変更することに。
そうすると,9日は午前中から時間が空いてしまい,例の襟裳岬を観光してきました。予想どおり風が強くものすごく寒かったけどね。 |
(6/9)アポイ山荘宿泊−宴会は控えめに (T氏,H氏,N氏と自分。コースタイムはN氏の記録から) |
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道内の登山道のある山はみんな国有林かと思っていたら,さすが胆振(苫小牧は王子製紙の町)・日高地方! |
樹林帯を進むと,3合目に樹にぶら下がっているクマ除け?の鐘がありました。ヒグマに「これから山に入ります」と挨拶代わりの鐘を鳴らす。 |
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5合目にある山小屋に到着。樹林帯はここで終わり,一気に視界が広がる。 |
5合目から登山道は尾根筋となり,一面にお花畑が展開します。何といっても目につくのがヤマツツジ。 |
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アポイヤマブキショウマ |
眼下に太平洋が望まれます。こうして見ると, アポイ岳は海のすぐそばに位置していることを実感。 |
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そして,この辺りはまだ7合目(標高810mの7合目だとほんの数百メートルの高度)手前だというのに,ハイ松が現れヤマツツジと同居するアポイ岳特有の植生ですというようなことが ビジターセンターでもらったパンフレットに書いてありました。 |
馬の背から先はガスで視界不良。もし,進行方向の視界が良ければ少し先の山頂が確認でき30分ほどで頂上を踏めたかもしれません。 写真をクリック |
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馬の背に咲く(以下同)ヨツバシオガマ |
タカネオミナエシ |
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ミヤマハンショウヅル |
ミヤマオダマキ |
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ヒロハノヘビノボラズ(広葉の蛇登らず) |
分岐を幌満(ほろまん)お花畑に進む。右から巻いて山頂へ行くことができます。 |
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鬱蒼とした樹林帯をかなり歩きました。ほとんど利用されていないコースと見受けられ,独りではチョット躊躇(ためら)うものがありました。 だから,仲間と一緒だったので貴重な体験をしたともいえます。 |
ゴゼンタチバナ |
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ダケカンバ帯に変わって少し明るくなりました。 |
幌満お花畑に到着。来た道を振り返ると右奥に山頂方向が望まれるので,右から巻いてきたのがわかります。 |
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案内板には,アポイ岳固有種のヒダカソウの群落が盗掘に遭いほとんど見られなくなったことが記されています。 写真をクリック |
それでも,お花畑にはわずかながらアポイアズマギク,アポイキンバイなどが咲いていました。 |
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アポイキンバイ(キンロバイ?) |
見上げるような山頂目指して最後のひと踏ん張り。と,途中まで登って,ふとぼんやりと黒々した山塊がさらに奥に。 こういうのを偽(ニセ)ピークというんですかね。 |
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ようやくのこと山頂に到着。案内標識の左手がわれわれが登ってきた方向で「旧幌満お花畑経由−八合目分岐」と記されており, 右手標識は「アポイ公園登山口−休憩所」とあります。 これらの位置関係は別の案内標識でわかります。 写真をクリック |
お疲れさんでした。 |
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祠(ほこら)?右の立て札を見てもよくわかりません。 |